ミッキーの試験対策
OSCEについて
【まず初めに、OSCEトライアルとは?】
6年制薬学教育が目指すのは、臨床薬剤師の育成です。
病院・薬局実習も、4年制のコロは病院1ヶ月、薬局2週間~1ヶ月と短期間でしたが、
6年制では5ヶ月と長期間になりました。
この実務実習を受ける資格を認定するための試験の1つが、OSCE(客観的臨床能力試験)です。
OSCEでは、下記のような6つの課題がありますが、どれも薬剤師において大事な基本的なものです。
私が受けたものと、少し異なる点もあると思いますが、良ければ課題がどんなものであったかを参考にしてください。
*課題の具体的内容*
- 課題1
- 患者応対
- 課題2
- 情報提供
- 課題3
- 調剤鑑査
- 課題4
- 無菌操作の実践
- 課題5
- 薬剤調剤→計数調剤
- 課題6
- 薬剤調剤→散財計量
課題1~6までの共通事項
2分間 | 移動を開始してください」の合図で、次の課題場所へ移動 | |
課題閲覧 | 1分間 |
「課題を読んで下さい」の合図で、課題を裏返し、読みます ※課題2は2分間 |
課題実施 | 5分間 | 「課題を始めて下さい」の合図で課題を始めます。 →終了1分前になると、1分前の合図があります。 →万が一、早く課題が終了した場合は、そのまま待機になります。 →課題実施途中でも、5分たてばそのまま終えて下さい。 |
フィードバック | 2分間 | 評価者からのコメントをいただきます。 ※評価は、所属大学の教員、他大学の教員、現役の薬剤師の方が行います。 |
<基本的な注意事項>
- 服装・・・
清潔な白衣、髪が方につく長さの人はまとめる。
爪は短く(マニキュアは×)、指輪など貴金属は身につけ無い事。 ジーンズは禁止 - 課題スタートの指示があるまで必ず資料は裏のまま、実施中は表のままです
- 各課題の処方内容は正しいものとする
- 各課題の実施内容は、他の人に漏らさないようにする。
- 課題1~6までありますが、グループごとにどの課題からスタートするかはバラバラです。
<OSCEまでにやっておくこと>
学校にもよると思いますが、私の学校では校内ウェブサイトで配信された模範動画、模範処方箋、評価者チェックポイント等が航海されていたので、大体2週間くらい前からチェックして、イメージ練習をしておくと本番緊張しないと思います。
これも学校により異なると思いますが、OSCE事前に調べておいた方が良い薬剤の一覧が発表され、学習しておくと便利だと思います。
(最悪、わからなくても薬情などに薬効が記載されていることもあります)
※注射剤の混合、薬剤の調剤などは、操作が遅いと時間内に終わらないという恐れがあるのでしっかり練習してください!