ミッキーの試験対策

課題6:散剤の計量調剤

【内容】

保険薬局の調剤室で薬袋の作成と計数調剤を行う、というもの(マスク・帽子は着用)
注:秤取量の計算結果は必ずメモに記すこと

処方例

酸化マグネシウム 2g 分3、2日分 の場合

調剤前に 1.身だしなみを清潔にする
2.調剤時、必要量を正しく計算

例)酸化マグネシウム
1日2gの2日分なので、4g必要。
分3の2日分なので分包紙は6包必要

秤量

1.天秤の水平確認
2.秤量紙を天秤に載せ、ゼロ点あわせ
3.秤量紙、スパーテルの塗布
4.薬剤選び、秤量
確認は水準器(注1)を指刺しして行う
秤量に用いる皿を拭いて、ゼロ点合わせを行う
秤量
薬を取り出すとき、計るとき(注3)、しまう時、口頭で3回確認
注2:スパーテルは小さいさじを使うと、薬を細かく分割することができる

分包

1.薬包紙を正しく折る(注3)
2.使用した器具、調剤台の後片付け
薬包紙

粉薬を計る際は、装置瓶のふたは手に持っても台の上においてもOK。ただし、台の上に置く時は清潔にする事を心がける

★ピッキング(調剤時)は、まず棚を指さして薬名を言い、次は取るときに最後は薬袋に入れるときに計3回声出しで言う(必ず指でさしながら行う)

<さいごに>

OSCEは、実務実習の資格を認定するためのものですが、卒業されて実際に薬局・病院で働く際、必ず必要となってくる操作ばかりです。
OSCEを受ける前にしっかりイメージトレーニングをしておく事で必ず、自分の身になりますし、自信につながります。
OSCEび後には、各課題ごとに現役の薬剤師の先生などから評価コメントをいただけると思うので、 そのアドバイスをしっかり聞いて、今後の参考として活かして下さい。

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