塾長メッセージ

柳生美江塾長 メッセージNo.14

1月8日 月曜日

題どうしたら国試に合格するか

明けましておめでとうございます。
薬学生の皆さんはお元気でいいお正月でしたか?私は12月30日から1月6日まで、9時~21時や6時~23時まで薬局や本社で働いて疲れたので、昨日の7日から白浜にきて湯治してます(笑)

7日の夜、「ピアノのてっぺん」とかのテレビを観てて、ケン玉のところで寝てしまい、目がさめたら、8日の真夜中0時40分でした。
NHK Eテレを観てみると、白熱教室60分の1/3が終わった場面から観ました。幸せになるための障害は①数値にこだわること。(175㎝以上とか)(恋愛用)②自分の欲しい物が分からない。③幸せをもたらすものへの過度の期待。④分かってても間違った選択をすること。だそうです。

特に、④の例題は興味深い内容で薬学生にピッタリと思いました。
幸せになるのを分かっているのにセレクトしない。
子供に15分お菓子1個を食べなかったら2個あげると言い、子供は70%我慢できずに食べ30%が今の楽しみを辛抱して2個Get。
この30%を追跡していくと成績が良く、真面目で、大学進学率が高く、離婚率まで低いそうです。
直感(今Happy)と理性(将来Happy)とのセレクトを誘惑のバランスを乗り越えてこの2つをすり合わせていき、大事なものを知ることが、幸せへの道みたいな講義でした。

薬学生におき変えてみると、今の薬学生はアメリカの大学より入学がしやすくなる広き門で薬学生になれるので、合格後、6年間コツコツ毎日勉強しないと6年で卒業できず、薬剤師国家試験も合格しません。
この直感とは、薬学生にとり、今日は大学以外で1分も勉強しなかった。という今楽しいHappyのことです。理性とは次の後期テスト、前期テストのために今日20分~60分勉強する事です。
セルフコントロールです。今日から少しずつ勉強しましょう。
国公立の学生は卒業するだけで研究者等の選択が可なのでフォーカストされた事を極めれば国試は別に選択外ですが、私立の薬学生の幸せは6年で卒業して、薬剤師国家試験は1回でパスする事が一番の幸せです。(高い6年間の授業料を払う方の幸せでもあります。)
今日のテレビやゲームの誘惑を少なくして今日から毎日、薬学の勉強をしましょう。

(シーナ アイエンガーコロンビア大教授)

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